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クッカーの選び方

キャンプをする人数にもよりますが、大、中二つの鍋とフライパンがひとつあれば大体において対応できます。コーヒー等の飲み物を入れる用に小ぶりの鍋がもうひとつあってもいいかもしれません。重ねて収納できるクッカーセットがあるのでそれを使うと便利です。

素材はアルミ、ステンレス、チタンがあります。アルミは熱が伝わりやすいので、特にご飯を炊く時はアルミをおすすめします。ただ傷つきやすいので丁寧に扱いましょう。最近では外側がアルミ、内側が丈夫なステンレスの二重構造になっている鍋もあります。

ステンレス、チタンは丈夫でサビにも強いですがアルミに比べて若干熱が伝わりにくいところがあります。またチタンのものは他に比べて値段が高いです。ただ使い込むうちに独特の色味が出てきて鍋を育てているという感じがしていいです。この点はダッチオーブンに通じるところがあります。

ダッチオーブンを使おう!

じつは百年も前から存在するダッチオーブン。煮る、焼く、蒸す、揚げるとなんでもできます。ほかにも薫製もできるしパンまで作ることができてしまいます。特徴的なのはフタの上にオキ(熱せられて赤くなった状態の炭)を乗せて上下からの熱で温めて調理することができるということです。

もうひとつの特徴は鍋底にある脚ですが、これは焚火の上に直に置く時に安定しやすいようについているもので、主にバーナーを使って調理するという方は脚がないものでも問題ないと思います。サイズはいくつかありますが、はじめは深めの10インチ程度のものがいいと思います。

ダッチオーブンには“シーズニング”と呼ばれる作業が必要です。これは買ってきたばかりのダッチオーブンを使える状態にする作業のことで、サビ止めワックスを洗い流し、油を塗って弱火で煙が出なくなるまで空焼きをする、こういった作業を二、三回繰り返すのですが、もしこの作業を面倒に感じるのでしたら、シーズニング済みのものもあるのでそれを選択するといいと思います。